Wizardry(ウィザードリィ)のドリコムとサンドボックスが提携を発表

ブロックチェーン技術とゲーム、この2つの世界が融合した驚きの提携ニュースが飛び込んできた。ドリコムが保有するIP「Wizardry(ウィザードリィ)」を用いて開発中のブロックチェーンゲーム『Eternal Crypt – Wizardry BC -』と、イーサリアムを基盤とするゲームプラットフォーム『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』が手を組むこととなった。

「Wizardry」は1981年のアメリカから始まった伝説のRPG。その名前を冠した新作ブロックチェーンゲームと、仮想空間「Metaverse」での自由なゲーム体験を提供する「The Sandbox」との提携はゲーム業界に新たな波をもたらす。

この提携の背後には新しいゲーム体験の提供を目指すという大きなビジョンがある。特に「The Sandbox」はユーザーが自らの土地を持ち、オリジナルのゲームやキャラクターを生み出すことができるプラットフォームとして、世界中のゲーマーから注目を浴びている。

まだまだ明らかになっていない両者の具体的なコラボ内容や、これによってどのような新しいゲーム体験が生まれるのか、今後の動向が非常に楽しみである。ブロックチェーン技術とゲームの融合によって、私たちのゲーム体験はどのように変わるのでしょうか。この歴史的な瞬間を、一緒に見守っていこう。

目次

ドリコムとサンドボックスが提携

ドリコムが保有するIP「Wizardry(ウィザードリィ)」を基に開発中のブロックチェーンゲーム『Eternal Crypt – Wizardry BC -』が、イーサリアムのブロックチェーン技術を基盤とした「ユーザー主導のゲームプラットフォーム」、『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』との提携を10月6日に公表した。この提携の背後にはThe Sandboxが抱える500万以上のユーザーと『Eternal Crypt – Wizardry BC -』のユーザーの両方に対して、新しいゲーム体験の提供を目指すという大きなビジョンがある。

『Eternal Crypt – Wizardry BC -』はシンプルで手軽に遊ぶことができるクリッカーゲームとRPGの戦略的なプレイスタイルを組み合わせたゲームとして特徴付けられている。1981年にアメリカで初めて公開された「Wizardry」は後の多くのRPGに影響を与える要素を持っており、今でも世界中で非常に人気がある。

一方、『The Sandbox』はユーザーがMetaverse内でLANDと呼ばれる土地を購入・レンタルすることができ、自分だけのゲームやアイテム、キャラクターなどを作成することができるプラットフォームである。さらに、これらのアセットはNFTとしてプラットフォーム上で自由に売買することも可能である。

この提携により、ドリコムとThe Sandboxは既存のゲームを超えるゲーム体験をユーザーに提供することを目指すと共に、両者のアセットを活用した様々なコラボレーションを検討・実施する予定である。今後の展開が非常に楽しみなニュースとなっており、ブロックチェーンゲームの可能性がさらに広がることが期待される。

Eternal Crypt – Wizardry BC -とは

『Eternal Crypt – Wizardry BC -』はブロックチェーン技術を活用した新しいゲームプロジェクトであり、アメリカ生まれの歴史あるRPGシリーズ「Wizardry(ウィザードリィ)」のIPを使用している。このゲームは株式会社ドリコムとチューリンガム株式会社が共同で開発を行い、ZEAL NOVA DMCCがパブリッシングを担当するWeb3.0プロジェクトとして登場した。

「Wizardry」は1981年にアメリカで登場し、「RPGの始祖」とも称されるほどの影響力を持つタイトルである。その独自のゲームシステム、特にパーティー編成、迷宮の探索、モンスターとの戦闘、キャラクターの成長といった要素は後の多くのRPGに多大な影響を与えた。発売から40年以上経過した現在も、このシリーズは世界中で多くのファンに支持されており、不朽の名作としての地位を確立している。

『Eternal Crypt – Wizardry BC -』はこの伝説的なRPGのIPを基に、ブロックチェーンとNFT(非代替性トークン)といったWeb3領域の最新技術を活用したゲームを提供することを目指している。ゲームのシステムはシンプルかつ手軽に楽しめるクリッカーゲームと、RPGの戦略的な要素を組み合わせたものとなっており、新旧のゲーム要素が融合した独自のプレイスタイルを楽しむことができる。

過去にも、すでに多くのファンを持つゲームIPがブロックチェーン技術を取り入れて再開発される例は少なく、『Eternal Crypt:Wizardry BC -』はその点で非常に注目されるプロジェクトとなっている。既存の「Wizardry」ファンだけでなく、ブロックチェーンゲームの新しい可能性に興味を持つプレイヤーからも注目を集めている。

まとめると、『Eternal Crypt – Wizardry BC -』は古くからのRPGファンから新しいブロックチェーンゲームの愛好者まで、幅広い層のゲーマーに新しいゲーム体験を提供することを目的とした、次世代のブロックチェーンゲームプロジェクトと言える。

The Sandboxとは

『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』はイーサリアムのブロックチェーン技術を活用したユーザー中心のゲームプラットフォームであり、仮想空間であるMetaverse(メタバース)を採用している。このプラットフォームではユーザーは「LAND」と呼ばれる土地を購入やレンタルし、その土地上で独自のゲーム、アイテム、キャラクター、サービスを作成することができる。特に、マインクラフトのようなシュミレーションゲームを好むゲーマーにとっては親しみやすい環境となっている。

更に、このプラットフォーム上での取引や活動はEthereumブロックチェーンを活用した非代替性トークン(NFT:Non-Fungible Token)として行われる。これにより、ユーザーは所有するLANDやアイテム、キャラクターを安全に売買することが可能となる。

『The Sandbox』はその人気と実績を持つゲームとして、ダウンロード数4000万回、月間アクティブユーザー数が100万人を超えるなどの高い評価を受けている。また、ブロックチェーンゲームのランキングでも13位に選出されるなど、その注目度の高さがうかがえる。2020年3月にはゲーム大手のスクウェア・エニックスをはじめとした出資を受け取り、2億2千万円以上の資金調達を果たしている。

日本国内においても、『The Sandbox』の可能性は高く評価されており、コインチェック株式会社との提携を通じて、新しいプロジェクト「OASIS TOKYO」の制作が進行中である。この「OASIS TOKYO」は2035年の近未来都市をテーマにしたメタバースプロジェクトで、日本の象徴的な風景を持つ街並みの中に、美術館やステージなどのイベント施設を設置し、アーティストやファンとの交流の場や企業のコミュニティ育成の場として活用される予定である。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

CryptoCurrency.newsの管理人。投資で毎日遊んで損しまくってます。

目次