FTX Japanで取り扱っている暗号資産のうち、イーサリアムとERC-20規格の暗号資産では出金手数料がかかってきます。人によってはこの出金手数料を高く感じる人もいるのではないでしょうか?
今回の記事ではERC-20に関しての説明となります。ERC-20以外のネットワークも使用するなど対処することもできますので参考にしてください。
FTX Japanについて
FTX JAPANは日本のお役所である金融庁からちゃんと許可をもらって営業している企業です。FTX Japanのサービスとしてトレードなどがありますが、これらで利益たりすると日本円か暗号資産を出金する事になると思います。
ERC-20の場合には送金手数料が発生しますので、しっかり理解しておきましょう。
金融庁に登録された企業
FTX japanは日本国内の暗号資産を取り仕切る金融庁から許可を得て営業している企業です。もし金融庁からの許可を得ずに日本国内で運営していれば警告を受ける事となります。
FTXは以前から金融庁から許可を得ていたLiquid(子会社 Quoine)を買収し、社名をFTX Japanとして営業をしています。

FTX Japanのサービス
FTX Japanでは主に3つのサービスがあります。トレードの他にも、ステーキングやレンディングといったサービスにより保有している暗号資産を増やすことも可能なのです。

資産を増やした後には、日本円だったり暗号資産で出金することになると思います。暗号資産によってはERC-20のネットワークとなっております。

FTX Japanの現物は14種類
FTX japanで取り扱っている暗号資産は20種類ありますが、現物取引に対応している暗号資産は14種類となっております。
これらの暗号資産はFTX japanのウォレットに対応しており、出金する事ができます。

イーサリアム規格「ERC-20」
イーサリアムのトークン規格であるERC20の暗号資産は多くあります。これらはイーサリアムのスケーリングの問題により、送金にかかる手数料が高くなっております。
そのため、FTX Japanから出金する際の手数料としてERC-20の暗号資産ネットワークにおいては費用が発生します。ただしネットワークを選択する事ができる暗号資産もありますので、手数料を気にする方は別のネットワークを選択するようにしてください。
ERC-20の暗号資産はどれ?
ERC-20というのはイーサリアムのトークン規格「ERC-20」の事を言います。
イーサリアムのブロックチェーンである分散型プラットフォームにより生成された暗号資産の事を言います。イーサリアムをベースとなっておりますので、ガス代が高騰しているためネットワーク手数料が高くなっており送金にかかる手数料の金額も高いのです。

イーサリアムといえば分散型の代表的なプラットフォームであり、dApps、Dex、Defiといったサービスを提供している暗号資産はERC-20である事がほとんどです。
今現在はスケールの問題があり、トランザクションが混んでおり手数料が高くなっていますが、今後はこれらの問題が解決し送金手数料は数円程度になるだろうと思います。
例として以下のアルトコインがERC-20を採用しております。
- テザー(USDT)
- バイナンスコイン(BNB)
- USDコイン(USDC)
- バイナンス・ドル(BUSD)
- ポリゴン(Matic)
- HEX(HEX)

ERC-20トークンは出金手数料が掛かる
イーサリアム規格ERC-20に対応している暗号資産としては5種類(BAT・ENJ・FTT・MKR・OMG)あります。
この中でERC-20のみにしか対応していないものとしては3種類(ENJ・MKR・OMG)あります。これらはネットワークがERC-20に限られますので、出金の際に手数料が必ず発生することになります。
ERC-20以外にも選択する事ができる2種類(BAT・FTT)は他のネットワークとしてSOL(SOLANA)を選択することも可能です。
