Apecoin(エイプコイン:APE)は2022年3月17日のローンチ以降、世界中のデジタル通貨投機家から大きな注目を集めている。
今回の記事ではApecoin(エイプコイン)に関して解説する。投資をする方はぜひ参考にしていただければ幸いである。
- Apecoinって何?と疑問に思っている方。
- Apecoinの購入前に情報を調べている方。
- Apecoinの購入方法を知りたい方。
Apecoinとは?
Apecoin(エイプコイン)は以下の特徴があり、これらについて説明する。
- Yuga Labsによる暗号資産
- openseaの決済に使える
- 大手暗号資産取引所にて購入が可能
- 時価総額50以内の人気の暗号資産
Yuga Labsによる暗号資産
Apecoin(APE:エイプコイン)はYuga Labsにより発行されている暗号資産だ。世界一有名なNFT企業がメタバースプロジェクトであるOthersideをローンチした事で注目を浴びている。
メタバースはFacebook社が社名をMetaに変更したりと何かと話題になってきていて、今後確実に発展する分野の一つであることは間違いない。その期待感が高い暗号資産の一つがApecoinである。

Yuga Labsというと聞いたことが無いユーザーも多いと思うが、有名なNFTの一つであるBAYCのプロジェクトを運営している企業の事である。
- Bored Ape Yacht Club(BAYC)は人気のNFTコレクション。
- BAYCは退屈な猿をモチーフとしている。
- Openseaなどで販売されており、フロア価格は数百万円以上。
- 姉妹プロジェクトはMAYC(Mutant Ape Yacht Club)
またYuga LabsはCRYPTO PUNK、MeebitsのコレクションをLarva Labsから取得することに成功しており、現在世界一有名なNFT企業である。

- CRYPTO PUNKSの開発元の企業
- CRYPTO PUNKSの他にMeebitsというコレクションもある。
- Yuga LabsがCRYPTO PUNKSとMeebitsに投資する事で、商標と著作権などの知的財産を使用する権利を得た。
そんなYuga Labsが手がけているガバナンスコインがApecoin(エイプコイン)なわけだが、2022年3月には発行された際には総発行数は10億APEの内訳は以下の通りである。
- チャリティー :1,000万APE
- BAYC創設者:8,000万APE
- 関連企業:1億4,000万APE
- Yuga Labo社:1億5,000万APE
- エアドロップ:1億5,000万APE
- 販売:4億7,000万APE
なおエアドロップはBAYCとMAYCのNFTホルダーを対象に行われた。
今現在、Apecoin(APE)はBinanceとBybitという世界を牽引する2つの有名な取引所プラットフォームでトレードをすることができ、2022年に最も期待されている暗号資産と言われているほどの人気ぶりだ。

openseaの決済に使える
Apecoin(エイプコイン)は2022年4月からOpensea(オープンシー)の決済としても使用できる様になっており、実用性がすでにあるアルトコインなのである。

Openseaにて、「On Sale In」のリストの中からApecoin決済ができるNFTがあり、一部のNFTに対してApecoinを利用することができる。
メタバース空間”Otherside”
Yuga Labsが提供するメタバースのプロジェクトがOtherseide(アザーサイド)である。Yuga Labsによる動画が公開されており、このようなイメージとなっている。
またOthersideには下記の関連企業により開発を進めている。
- Yuga Labs
- AnimocaBrands(ゲーム会社)
- Improbable(VR開発企業)
AnimocaBrands(アニモカブランズ)はメタバース、Web3.0の業界では知らない人がいないくらい有名な企業である。ピンと来ていない方でも「Sandbox(サンドボックス)」というワードはご存じだろうと思う。なんとあのSandboxを運営する企業名がAnimocaBrands(アニモカブランズ)であり、Yuga Labsと提携しているのだ。
Othersideには今まで公開されている人気のNFTを持ちこんで使用することが可能となっている。いずれもYuga LabsとLarva LabsのNFTとなっている。
- BAYC(Bored Ape Yacht Club)
- MAYC(Mutant Ape Yacht Club)
- BAKC(Bored Ape Kennel Club)
- CryptoPunks
- Meebits
これらのNFTは現在高額であり保有することが困難であるが、今後はおそらくその他のNFTにも対応することになっていくだろうと思われる。

大手暗号資産取引所にて購入が可能
Apecoin(エイプコイン)は2022年3月にローンチした際に、大手取引所にて上場しており、購入することができる。
下記にて詳しくは説明するが、日本国内の暗号資産交換所では購入することが出来ず、海外の取引所で購入して入手しなければならない。
- Binance(バイナンス)
- Coinbase(コインベース)
- Kucoin(クコイン)
- Kraken(クラーケン)
- Bitfinex(ビットフィネックス)
時価総額50以内の人気の暗号資産
人気のNFTであるBAYCの人気の効果もあり、現在も時価総額50位内に入っている人気の暗号資産である。(2023年1月時点)
なお最新の現在のApecoinの価格と時価総額ランキングは以下の様になっている。
最新のApecoinの日足のチャートは以下の通りである。
取引所に2022年3月17日に上場し、2022年4月30日に$24を最高値(ATH)として価格は低迷している。2022年6月には$3にまで低下しており今後価格が上昇し回復することに期待したい。
暗号資産APEの入手方法
Apecoin(エイプコイン)は現在日本国内の取引所では取り扱いはない。今後も国内取引所ではおそらくは取引することは出来ないかと思われる。
Apecoin(エイプコイン)を入手するとすれば、海外の暗号資産取引所を利用しなければならず、以下の方法により簡単に購入することができる。
- 国内の暗号資産取引所にて暗号資産を入手
- 入手した暗号資産を海外の取引所に送金
- 送金した暗号資産でAPEを購入する
ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を持っていない方はまず、日本国内の取引所にていずれかの暗号資産を入手する必要がある。
入手する暗号資産はビットコイン、イーサリアムのいずれかがオススメである。理由は全ての取引所にてこれらの暗号資産の取引が可能であるからだ。

取引所としてはbitFlyer(ビットフライヤー)が国内の取引所の中では最も良いと思われる、もしくは2番目におすすめなのはコインチェックだ。
- bitFlyerに登録
- bitFlyerに日本円を入金
- 日本円を使いビットコインを購入
bitFlyerの取引所を推奨する理由としては以下のものがある。
- 金融庁登録の暗号資産交換業社
- 取引量が日本国内で最も多い。
- スプレッドが低い
- 手数料が低い
まず大前提として金融庁に登録されている暗号資産交換業を利用するのを推奨する。多くの人が利用するbitFlyer、Coincheck、DMM、GMOコインなど誰もが知っている様な企業は必ず金融庁に登録されている。
続いて日本においてビットコインなどを取引できる暗号資産交換業の企業は30社近くあるのだが、その中で、最も取引量が多いのはbitFlyerである。つまり日本人ユーザーが最も利用している取引所である。
これには様々な理由があるが、トータル面で最も優れていることを意味している。例えば、取引できる暗号資産の量が多い、手数料が低い、何よりもスプレッドが低いなどの理由により最も取引がされているのだ。
以上がbitFlyerを推奨する理由であり、まずは暗号資産を触れるのに最適な取引所かと思う。